子どもの時の夢は?(Mさん)
Tisaneの返信
「花屋になりたい」というのが、私の最初の夢だったと思います。理由は簡単、お花の名前や花言葉が好きだったからです。女郎花(おみなえし)、桔梗(ききょう)、芍薬(しゃくやく)、勿忘草(わすれなぐさ)などなど、きれいな音や漢字だと思いませんか?しかも、それぞれの花に関してストーリーがあって、それから作られた花の意味があるなんて、とても夢があると思いました。小学生の時に買ってもらった花言葉の本は、今でも家にあります。
大人になって現実的に考えてみると、花屋の朝は早いし、水をたくさん使うし、大変な仕事です。それに花束を作るセンスも問われます。仕事としては私に合っていなかったかもしれませんが、言葉の意味や漢字が好きということが、日本語教師としての仕事につながっていると思います。
子どもの時の夢が現実になるかどうかも大切ですが、「何が好きだったか」を思い出すことが、今の自分を知る一つの方法になるかもしれませんね。私の子供たちの「夢」も、こっそり覚えておこうと思います。