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こうかんにっき

こうかんにっき5)3

2022年に読んだ本は何ですか?(Tisaneより)

りょうこさんの返事

去年読んだ本の中で面白かったのは、凪良ゆうさんの「流浪の月」でした。

私の生徒さんから、おもしろかったと聞いて読んでみました。

(そのかたは、日本の小説をオーディオブックで聞いて読んでいるんですって!

(「読む」であっているのかな?リスニングは得意だけど、早く読むのは苦手という人におすすめの方法ですね)

話はちょっと暗いんですが、

「ある小学生の女の子が家出をして、公園で知り合った男子大学生の家へ行きます。

二人は知り合いじゃありません。ですから、他の人から見たら、ただの誘拐事件です。

女の子は男の人との生活が好きで、ずっとここで暮らしたいと思っていましたが、

女の子の望みは叶いませんでした。

誘拐事件の犯人と被害者となった二人は、15年後に再会します。

それから二人はどうするのか…」

という話です。

たとえば、私がいつもしていることが、実は「普通」じゃなかったらどうだろう。

たとえば、夜ごはんにアイスクリームだけを食べるのはなんでダメなんだろう。

などなど、本を読んで、「正しい」とか「普通」って何だろうと考えました。

また、他の人に気持ちが伝わらないもどかしさや、怖さなども感じました。

でもやっぱり、実際に自分がこういうニュースを見たら、

二人の周りの人たちと同じようなことを考えたり、してしまったりするんだろうなとも思いました。

いろんなキャラクターの気持ちになって考えられるのが、おもしろいと思いました。

社会的なテーマが好きな人や、考えることが好きな人は面白いと感じると思います。

もちろん、読んだあと、生徒さんと感想を言い合うレッスンができたのも

とても楽しい経験でした。

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